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lawollaの吐き出すコトノハ集め。Since→2007/04/06
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そう止まっていた
留まっていた
溶け出す
さぁ

流れ出す
奔流
濁流
氾流
そして枝葉は己に回帰する

凝った筋肉は
ぎこちなく動く
パーカッションのような恋をした
終わる演舞、また始まる
終わる
始まる
息を止めたら苦しい
終わる
始まる
オワリ
ハジメ
とぅーびーこんてにゅーど
続、ぞくぞく続、ぞくぞく


やがて静寂が見放すまで



 

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あなたの指が好きでした
ナーヴァスな細さの指が好きでした

あなたの掌が好きでした
無神経なまでに優しい掌が好きでした

あなたの爪が好きでした
しなやかに堅固な爪が好きでした

大好きでした。
あなたの手が大好きでした。
だからわたしは恋しくないのです。
好きなのはあなたの手だったんです。
だからわたしは悲しくないんですったら。

 

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そろそろ潮時かな、と
もう10年以上おもっている
かれこれ16年
僕は心臓を動かしていて

じっと消えたいときにも
じっと消えたいときにも
この赤いらしい臓器が
ばくばくばくばくばくばく
この赤いらしい臓器が
ばくばくばくばくばくばく

美しいうちに終えたい気がしてたんだ
でも覚えていて
美しい終わりが欲しいわけじゃない

目をとじて
耳をふさぎ
息をとめて
うずくまり
この赤いらしい臓器は
ばくばくばくばくばくばく

手紙を書こうと思ったら
シャー芯がなかった

 

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せかいがくるくる ぼくはぐるぐる
しかいがゆらゆら ぼくはふらふら
世界を回して夢を見る
メール打ち打ち夢を見る

笑う笑う笑う

みんな元気に病んでいて
それは世界の笑う元

みんな歪に笑ってて
それは世界の音立てる

笑う笑う泣く

言ってみりゃキミ、そんなものは下らないのさ(笑)


 

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楽したいなら準備をしなよ
食器を箸で叩いて
乱痴気騒ぎ

うるさいうるさいうるさいうるさい

黙れ、という君が
それでもこの部屋を出ていかないのは
出ていけないからだろうか?
出ていきたくないのだろうか?

答えない僕が
知っている僕が
それでも止めずに痴れているのは
止められないからだろうか?
止めたくないのだろうか?

このままでは崩れる、わかっている
それなのに怠惰な毎日は、
僕が崩れてほしいと思うから?

狂ったような狂い方
食事をするための箱
屍を入れるための箱
それを寝台に笑うんだ。

寝転がってスナック菓子を嚥下した
よく咀嚼もせずに・・・

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キラキラ

民度の低いライヴ

キラキラ

飛ぶ人

キラキラ

引きずりたいのに靴ヒモは

キラキラ

もう戻らない白さに

キラキラ

泣く鬼

キラキラ

ハニーシナモンチュロス

キラキラ

文庫本新書版コピーライト俺

キラキラ

集合時間に変更はありません

キラキラ

黒電話1

キラキラ

「メモリが足りません」

キラキラ

うぉーたーぺーぱー

キラキラ

おはようからおやすみまで

キラキラ

プリンタとFAX

キラキラ



キラキラした世界で生まれ
キラキラした世界で生きているよ
キラキラした世界で生き終えられるかな

大嫌いだ大嫌いだ大嫌いだ
大嫌いだ大嫌いだ大嫌いだ


グリッターは私の肌に合うの

楽しみたいこと避けたいこと欲しいもの捨てたいものやりたいこと逃げたいこと
会いたい人会いたい人会いたい人

殺したい私



世界は素敵!
世界は不敵!
世界は不適!
世界は不易!

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自傷行為についての描写があります

苦手な方にはお勧めしません

比喩など用いず、ストレートに言っています

ですが、自傷行為を推奨する意図はないことを明記しておきます

 

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それをこわいと言っていちゃ
なんにも始まらないだろう?
それをいやだと泣いていちゃ
なんにも終われないだろう?

それは出立
ここを去るということ
これは出発
いまは去るということ

前を向いて
前を向いて
前を向いて

恐れる気持ちを忘れないで
それは君が君であろうとしている証だから

恥じる必要はない
不安で今にも崩れそう
しかし立っている
傷も痣も
見せびらかすものではないし隠すものでもない

これは出立
別れであり出会いの始まり
これは出発
廻り続けるメディスン・ホイール


旅人よ さぁ

向いたほうが前だ
 

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君の悲しみを 僕も悲しむことは出来る
君の喜びを 僕も喜ぶことは出来る
君の苦しみを 僕も苦しむことは出来るけど

僕の痛みは僕だけのものだ
君の痛みを 僕が我慢することはできない

だから人はもうひとりを愛せると思うんだ
だから僕は君を愛せると思うんだ


涙が出るほど だいすきだよ


 

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ローラ(さん)は今でも君が好きなんだって
ハナはもう喋るようになったよ
まだ舌足らずだけどね
ハナ、て呼ぶと手を挙げて
ぽてぽてと走ってくるよ

赤いフェルトの鞄がお気に入りで
いつも持ってる
なかには色々入ってるよ
折り紙やら小さい絵本やら写真やら・・・そう、写真!
やっぱり君の娘だからかな
紙でできたおもちゃのカメラでよく遊んでる
僕も1枚撮って貰ったんだ

君の部屋に入らせて貰ったよ
勝手にお邪魔してごめん
でもローラさんが鍵を開けてくれたからさ
ちゃんと机には触ってないから怒らないでね

君が撮ったモノクロがあったんだ
結婚する前のローラさんはそれはそれは美しくて
・・・あ、今だって綺麗だよ?
ただ若さと危うさ、それからエッジって言うのかな
気の強いドイツ娘!って感じが全開で
今も変わらない見とれるような長い足はミニスカートから突き出ていた

丈の短いワンピースは濃い色だったらしく黒く焼かれてた
ローラさんの肌が白いのを強調していたよ
口を少しとがらせるようにして
キューを構えていた

凄く絵になってたの
撮った君は覚えてるかな
少し波打った髪が肩にかかってる1枚さ
逆光気味なのに細部も見られて、
やっぱり君の撮影スキルは高いなぁと思ったよ

何十冊とアルバムを整理した
まあ殆どは段ボールに詰めて
他の遺品と纏めただけだけど
けどあのモノクロ写真が最高
僕の中で一番鮮明に光ったよ


恋人時代のローラさんははじめて見たからね
だって僕は夫婦の君たちしか知らない
両親としての君たちも、たった数年だけど


たしかイタリアに行った時だと聞いたよ
集中してるローラさんに向く
君の優しい視線が想像できる
半島の小さいビリヤード場で
いつもみたいに君は撮ったんだろうね

ハナはじっとしないから、と苦笑する
少々親バカな君も好きだった
黙って柔らかく微笑んで
妻の写真を見せてくれる
そんな君も大好きだった

小さい僕の写真もあったよ
短パンとTシャツで、頬に泥付けて
たしか君も一緒に走ったね、そして君だけ転んだ
僕は大人が転ぶのがおかしくて笑った
君は照れ隠しかな、黙って僕にレンズを向けたね
今でも好きだよ

あぁハナ!!
僕のバッグで遊ばないでよ
携帯が入ってるんだから
まったく、少し目を放すと他人の鞄をひっくり返すんだよ?
ハナこれはだめ、だいじだいじ
もう、驚かそうと思ったのにハナにネタバレされちゃった

ほら、ドリアンプリン
笑わないでくれよ
だって君が気に入ったって言ったらしいじゃないか
僕は結局会いに行けなかったから知らないけど
ほんとは一緒に食べたかった

 

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七曜表也
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自己紹介:
音感のない共感覚保持者(だった)。
Attention-Deficit Disorderという診断名は仰々しい気がするのだけれど
メチルフェニデート塩酸塩という薬名と釣り合いは取れているとも思う。
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