lawollaの吐き出すコトノハ集め。Since→2007/04/06
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
ふわふわの重さの中で僕らは
僕らは
そうして忘れてゆく
蕾の記憶
そうして咲いてゆく
蕾の追憶
さらさらの温もりの中で僕ら
僕ら
僕ら
縋りつけ
縋りつけ
しがみつけ
振り落とされるな
水のように
風のように
低い所へと止め処なく
流れるものだから
滝のように
嵐のように
落ちた先は甘く
だからこそ僕ら
丸くなって思い出す
思い出すということは忘れていたということ
僕ら丸まって
丸まって覚えている
そして誰にも教えない
蕾の記憶追憶追悼
回想を改装
ひとつ忘れて僕ら
ひとひらひらく
ふたつ思い出して僕ら
ふたひらひらく
みっつ咲いて僕ら
みつひらひらく
もう君の匂いが分からない
胎児のように膝を抱いた
心臓を聞いた
君を泣いた
僕を笑った
僕を泣いた
君を笑った
恋しくはないよ
愛しくはないよ
悲しくはないよ
嬉しくはないよ
苦しくはないよ
楽しくはないよ
ふわふわの重さの中で僕らは
僕らは
そうして忘れてゆく
蕾の記憶
そうして咲いてゆく
蕾の追憶
さらさらの温もりの中で僕ら
僕ら
僕ら
僕
COMMENT FORM
COMMENT