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lawollaの吐き出すコトノハ集め。Since→2007/04/06
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君に限らず言葉というものは
そうそう力など持ちはしないよ
この邪な腕を射抜く事などに
浪費すべきでないと思うけど


 

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ごめんね
なんて言わない
だって
謝りたいと思わないから

ありがとう
なんて言わない
なぜって
感謝したいと思わないから


悪いとは思うけれど
悪いとは思うけれど
悪いとは思うけれど

謝りたいと思えないから


嘘はつきたくないから、

ごめんね
なんて言えない
ごめんね
なんて言えない


笑うしかなくて、(ゴメンネ

 

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「ばーか」
「うん」
「臆病者」
「うん」
「ドジ」
「うん」
「むかつく」
「そう」
「格好悪い」
「うん」

「何か言い返せばいいのに」
「言い返してほしい?」
「少しね」
「そう」

「ねえ」
「うん?」
「何でもない」
「そう」
「嘘」
「うん」


 

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好きだというあたしは大概変わっているね
「ボクはエンプティ」
ああそう それも好きって言ったら嫌だ?

知っているよ もう
慰めてほしいからって目の前で泣かないでよ
鬱陶しいから

「ボクなんかきっとエンプティ」

そうね 否定はしない
空虚も悪くないと思うけど まぁ言わないけど
魂のない薄っぺらなヒットチャート
カラフルな単色Copyで笑ってあげる

同じぐらいにエンプティになれなかったあたしの鎮魂歌
「ボクと違っていいなぁ」
「ええ」




 

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「口を開けなさい」

僕の中に死体をギュウと詰めて少女が笑った

口元を押さえて逃げようとしたのに

色を抜いた髪で少女は笑うだけだった

綺麗な長い黒だったのに

もったいない

捨てるしかない死んだ草花と四ツ足だったもの

すり潰して突き刺して

それからまた脈打たせるなんて

僕にはできない

「飲み込みなさいよ」

泣きそうな顔の少女が僕を見る

背伸びをしないと届かないのに

健気にも僕の唇を塞いだ

蠢く舌が蹂躙された半固体を押す

僕の咽喉の奥へと

苦しいほどの慕情が

ドロリと押し込まれる

嚥下してみせて手を振る

口角を下げた少女のピアスが光る

穴がまた増えたね

夢のような肌色を穿つ安全ピンが憎たらしいよ

「それで、いいわ」

眉を剃った少女は表情に乏しく

僕の歌うを善しとしない

どうせ彼女が去れば僕は手の甲に胼胝をつくるのに

それを手伝っているだけなのに



消費されるが
消化されない
昇華し得ない
Cm(H2O)n
 

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いまさらクラウチングは時間の無駄だろう

あなたの志が軽くないのなら、急になど走らないで。

加速は緩やかでも最速が格別で
何に触れても逸れない事を私は知っているから


 

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くらげの血が騒ぐこんな夜は
あなたに撫でて欲しいのだけれど
ああ どうしてかしら
濡らしてあげるのに 燃やしてあげるのに



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あのころはね
僕はお姫様だったんだ
きみは友達で仲良しで

だけどどうして私を壊したの?

 

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ヒュプノスとは仲が悪くない、と思う。
最近ニュクスとお茶会が多かったから、拗ねてたかもしれないけど

オネイロスはどうしても上手くやってけないなぁ
だってあっちが意地悪するんだもの

ねぇニュクス、あんたの息子に言ってやってよ
あたしはあんたと仲良くしたい・ってさ
折衷案なら考えてあるんだよ

ねぇヒュプノス、枝を頂戴ったら
ママから言われたでしょう、あたしのところにも来てよ
その翼でここまで

オネイロス、ねぇオネイロス
やめてよ


あぁ、また一番に会いに来てくれたんだね、エーオース。


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七曜表也
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音感のない共感覚保持者(だった)。
Attention-Deficit Disorderという診断名は仰々しい気がするのだけれど
メチルフェニデート塩酸塩という薬名と釣り合いは取れているとも思う。
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