作中に、自傷行為(瀉血・リストカット)の跡の描写があります。少しですが。
苦手な方は続きを読まない方がいいと思いますよ。
また、管理人はそれらの行為の正当性を主張したり、推奨する意志でこの散文詩を書いた訳ではありません。
誤解のございませんよう。

それでは、大丈夫という方は[読んでやるよ]よりお願いします。

致死量ギリの愛をください

君はあたたかい。
あたたかい。
わたし。

君の嫌なところも全部見せてほしい、と
そう言っているのにわたしは
君に嫌なところを見せたくない。

わたし。
君がすき。
あたたかい君が。

あたしのつめを、みてください。

あたしのゆびへ、ふれてください。

あたしのてくびを、にぎってください。

あたしのうでへ、すがってください。

あたしのかたを、だいてください。

あたしのむねへ、うずめてください。

あたしのくびを、おとしてください。

おなじことならいわなきゃよかったと

きみはいった

おなじことならきかなきゃよかったと

ぼくはいった


そして。
わらった。

小さな　生き物。
この手に　抱いて。
翼を　折らぬよう。
注意を　払い。

やがて　離れる。
知ってる　知ってる。
だから　今だけ。
注意を　払い。

ふわりと　わらう。
あなたを　抱いて。
私は　なんだか。
なきたく。　
なった。

プラマイ０だなんて、
そんな

a.（虫の良いこと）
b.(ケチくさいこと)

もっともっと
目を開くべきじゃないのかな?

七転び、八起き、一転び。
一転び、一起き、
一躓き、一立ち直し、
一転び、一起き。

だいたいこんな感じで。

たまに立ち止まったり。
突発的にダッシュしたり。
足つったりとか、
調子良かったりとか、

君に会えたりとか。

一泣き、一笑い、二笑い。

ひょっとしたら僕はつらかったのかもしれない。
ナキニシモアラズ、だね。
「・・・。」が多い会話。

君は僕に言ってくれた
僕は君に言ってあげよう

実はさ、


「・・・。・・・。」



今度は僕の番だ。
わかってるさ。
君のこと嫌いじゃない。好きかも。

君は僕のことを見てくれた。
見てくれてた。
僕はどうだったかな?

君に抱きつきたかったらしい。
実は。
うっかりと。
好きになってしまった。
なった。
（・・・のかもしれなかった）


僕は辛いのかもしれない、けど。
知れない・けれども。

「・・・、・・・。」

Have I ever seen you?


「実は大好きだったよ」

カットカットカット
変化しないんだ。
過去未来現在君の傍誰かの中ヒトリキリ。
カットカットカット
変化しないんだ。

カットカットカット
変化しないんだ。
過去・未来・現在
・君の傍・
・誰かの中・
・　ヒ　ト　リ　キ　リ　・

カットカットカット

「痛くない、大丈夫」