lawollaの吐き出すコトノハ集め。Since→2007/04/06
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愛しているとか
ずっとずっとだとか
そういう言葉はすぐに気取るから
僕は詩を書きたいわけではないのに
クロスワードに似た
アルスマグナに似た
そういう大好きだよを探しているのに
死にたくなってしまう
生死は存在がポエム
汗をかくような
垢が落ちるような
そういう呼吸を言葉にしたいのに
僕だってそうだ
僕は僕を僕と呼ぶだけで
逸脱してしまいかねない世界に生きて
世界だってそうだ
僕は日々のルーティンを世界だなどと呼んで
いっそ祈ろうか
一切呪うか
一斉の老化
ちゅーしたいよって
言えたらいいのにさ
僕は詩を書きたいわけではないのに
死が
詩が
歯牙
始が
志が
ふたりをわかつまで
愛しているを
愛してるって書くのが
見せれるギリギリの
地味な抵抗だったりすんだけど
ずっとずっとだとか
そういう言葉はすぐに気取るから
僕は詩を書きたいわけではないのに
クロスワードに似た
アルスマグナに似た
そういう大好きだよを探しているのに
死にたくなってしまう
生死は存在がポエム
汗をかくような
垢が落ちるような
そういう呼吸を言葉にしたいのに
僕だってそうだ
僕は僕を僕と呼ぶだけで
逸脱してしまいかねない世界に生きて
世界だってそうだ
僕は日々のルーティンを世界だなどと呼んで
いっそ祈ろうか
一切呪うか
一斉の老化
ちゅーしたいよって
言えたらいいのにさ
僕は詩を書きたいわけではないのに
死が
詩が
歯牙
始が
志が
ふたりをわかつまで
愛しているを
愛してるって書くのが
見せれるギリギリの
地味な抵抗だったりすんだけど
カラスが屍肉をそれと見つけるのに嗅覚は使わぬそうだ。
カラスには光が見える。
人類の五倍ともいう視力は可視域の広さによるものらしく、その「色」の差異を見分けるらしい。不確かな言い回しは単に当のカラスに取材していないからで、偉い学者がそうだというのだからそうなのだろうと疑わぬ。
営業時間外のそこはうるさいほどに無音、静謐ですらある。無機物の支配する空間において、トルソーのひとつひとつに触れて歩く彼女さえ精巧なフィギアに思えるほどだった。
「ラメット」
無言のまま、彼女は振り返る。編んで片側へ垂らしたブルネットは重く、揺れもしない。
「帰ろう」
深い色の瞳をきょとんとさせて、彼女は微かに首を傾げる。しかしそれも一瞬のことで、すぐにもとの聡明そうな無表情でトルソーから伸びるコードに視線を戻した。
「大丈夫、明日には戻ってこられるんだ」
微動だにしなくなった彼女に正解を探す。正解を探して、間違いに気付いた。ラメット、と今一度呼ばう。
「行こう。明日また帰ってこられるさ」
灯りの消えた部屋に見られるため設えたマヌカンが並ぶのが異様なのは、ある種当然なのかもしれない。訪れる場所として作られた店の、ガラスを隔てる前提にあるディスプレイコーナーの、そこを在る場所に選んだラメットの愛おしさに似ている。
明日になればそのトルソーがぼうやり発光して人目を引くだろう。
ボク達は望むならその美しいショウウィンドウを一日中見ていられる。
しかし、ラメットは覆いに隠れた姿見をチラと見遣り、それから出し放しにされた靴の化粧箱をつつく。
「わかったよ」
ボクはラメットの興味なさげな視線から零れた小物を余さず鞄に詰めた。時計を幾つかポケットへ拝借するとき、ラメットは唯一少女じみる。
「でもそのプラグは要らない。もし『正解』だったとしてもだよ。腰からそんなコードが伸びてちゃ、先週手に入れたジーンズがキマらないだろ」
咎めるような。
切望するような。
優しい狂気を孕んだ目がプラグとボクと懐中時計とをワルツして、最後は縋るようにボクで止まる。
「ラメットの隣に並ぶのにダサくなるならボクはジャンクのままでいいんだ」
「ラメット、キミがボクを直したいって言うからこんな空き巣めいたことまでやるけどボクは」
「その時計に使えるパーツがなくても」
「昨日くすねたキャパシタが型番違いでも」
「いいんだ」
二十四分の一秒ほど泣きそうな顔をした彼女は、だがすぐに持ち直して眼鏡を上げる。
「行こう」
ごくごく僅かに彼女が頷く。去り際に未練っぽく件のトルソーを見たけれど、それよりボクにおいてゆかれる方が嫌らしい。
彼女が側に来ると、辛うじて駆動音が拾える。ボクの鼓動に触れてポリリズム。
「行くよラメット」
はくはく、と厚く柔らかそうな唇が動く。ボクを型番で呼んだらしい。
うん、ホテルに戻ったら戦利品をさらおう。ボクに流用できる部品があるかどうか。
彼女の発音機巧はだいぶ前にイカれていて、だから彼女のために読唇術めいたものを体得した。コミュニケートに困ったことはないから良いのだけれど、そんなわけで彼女の『声』で呼ばれることがないのは少し残念である。デタラメな英数字の羅列でも、それはボクの名前に違いないのだから。
彼女がそうだと言うのならば彼女は完璧な少女ラメットであり、ボクはオンボロヒューマノイド××××なのだ。
ショウウィンドウの人形は、擬似月光のもと曖昧に屹立している。
ルサンチマンになれないコンプレクス
腐ってしまう前はそれなりにいい子です
足が速くて声も通るしそこそこ友達いたと思うけど
現状はまぁこんな言葉並べた辺りで推して知れっていうか
こうして自己憐憫が増すだけペイしようにも元金がないやとか遊んで借りたもの返せ絶好と絶交 絶頂に至れずしょうもねえとか賢くもなれないし聡い子が聡い人になるとは限らないね
撓まなかったバネ
変わらなかったならばネタにもなったか
集られるウジすらない屍?
堪ったものではないが願わなかったのが自分へ還元されているだけだったな
優しい歌に居心地が悪くなる捻くれ者
王道には視線下がる引かれ者
叩き上げに励まされるにはラッキーで
どんでん返しに夢見るには初期メンバーだったので
破綻しながら生きてしまう
破綻しながら生きられてしまう
死にてえとか言わないながら未必の故意ならデフォで持ってる
思い返す1人反省会に慣れてないんだよな 子供の頃そんなんやったことないし 聡明な人気者でしたこれちょっと本当
成功体験そっとフロート ホバリング 浮き世にエアホッケー エスコート 地に足つかぬ日々
詰めすぎて読み辛い?言葉足らずを遊ぶだけ?洒落で枯れて涸れて戯れてバレて敢えて冴えて晴れて逢えよう!とかだったらいいのにいいのに願望もどき
ワズやエクスはワナビーになれないのでしょうか 僅か笑む素晴らしい世界のメロディ こともなし 世はなべてこともなし 半端さを極めている 誤差に骨を埋める 窓は閉めなよ盗られるものがなくても
無敵にさせないでくれ
反射光で眩ます 信じるまま掬われてくれ 洗う足のない今
アンチアンチルサンチマン