もう平気・って

言えたらよかったのかもね

だけど

やっぱり少し

さみしいのは嫌だよ

 

わがままは嫌われちゃうかな

ちゃんと伝わってるかな

ぐるぐる

 

ありがとね・って

笑って背筋のばし

毅然とした女の子なら

でも

君を好きなのはわたしだよ

君が好きなのはわたしじゃなくても

 

みじめでも

かっこ悪くても

 

  ね、

だいすきだよ

箱を無視して暗転させるとマジで昼まで電源Off
音がキコエた脳髄シャット 戦後の夢見は墨汁祭り
色がカオったナチュラル・トリップ 憧憬なんざは幼いオトギよ
めんどい抵触隠さずTEL.して呪福したげるマイペアレンツ
 

おいつけない
おいこせない
だって

すきなもの　すき　という
いやなこと　いや　という
しごと　する
ゆめ　に　みるほど
あこがれる　こと　がある

すてき
すき
すごく

ねている　あいだも
おきている　じかんも
すといっく　な　ごらく
ぷらとにっく　な　らぶ

あいしている
つき　が　きれい　なのです
ひと　は　いま
うたっている
きっと　ずっと　あなた　は
かみさま

おいつけない
ずるいよ
そんなの

えいえんに　とびまわっている

だって　あなた　は、

秋深き線香花火は
ちりちり抗議と歓喜に泣いて
だって来年あなたは笑える？
わからないでしょう
そう言うと笑ったってことはさ
あなたは鬼、そうなのかな

Tu-tu-tulu
Chu-chu-ch
Fu-uh-uh

「あっ」て不可思議　
ギリギリ根気と寒気バトルで
だって来年あなたとこうして
わからないでしょう
また３本の線香花火が余って
ラストひとつをふたつの手で

Tu-tu-tul-la
Chu-chu-ch
Fu-uh-ah

秋深き長い夜にね
冷たい指と指であたためあい
だって来年あなたは笑える？
わからないね
でも　いま笑っている
それを知っているからいいよ


さむいね
さむいね
とても寒い
でもこんなふうに
くっついていたら
それも素敵だね

ひとつはあなた
ひとつはわたし
オレンジ色の灯
とても綺麗
すきだよ
すきだよ



Tu-tu-tulu-tu
Chu-chu-ch
Fu-ah
Tul-tu-la-la
Uh-ah-ah


やさしい鬼が
わたしと
わたしが
あなたと一緒に

２人で
線香花火
 

そうやっておそれられちゃ俺は自信をなくすぜ
だってそうだろ、良いって言ってるじゃないか

もう面倒くさいからさ　全部教えてくれよ

どうされたいんだい？
 

怒らないで聞いてね
わたし、あなたのそういうところが好きよ

ね、ね　怒らないで聞いて

だってわたし、あなたのこと愛してるもの

本当に

なきたいほど
わらえるほど

それが＊＊＊＊のに



例えばさ
口にしてしまったら嘘になる気がして
言えないことってあるよね

自分が嘘つきなのか
嘘が自分つきなのか
もう
わからなくなってきたよ

とてもね
＊＊しいと思ったの
＊＊しいんだ
どうか伝わってほしい
そんな勝手な無理難題は

それでも
これだけでも
ちゃんと言いたいから
頑張るから
ねぇ

「＊＊＊＊＊＊」
 

深窓の令嬢　幸薄の美少年　感じやすい詩人とか

そういう伝説がみたいなら　僕に近付いちゃだめだと思うな

セックスしよう　たぶんきっともうあとはそれしかない

歯列を辿る異物はグリフォンより鮮やかな筈
 

目の前で噛んで見せて
直後に出して
無かったことにはならないのに
汚れた手で反転を願って
嘔吐したいのはぼくの何

例えば
嘘がつけたなら
（もっと上手に）
きみを安心させてあげられた
ずっと馬鹿だから　どうしようか
愛されているのに

意図的に勘違いしている
摂取する器官で
きみが好きと吐く
呼気や小間物にも似ている真摯な虚偽

大丈夫だよ
ごめんなさいは言わないよ　だって反省していないもの
 

限りなく憧れている
だってあなたはとてつもなく弱い　弱い　弱い
翳りなく焦がれている
だってどうしようもなく強く　強く　あろうとしている